
滋賀の滋賀県立陶芸の森 陶芸館にて、特別展「岡本太郎 アートの夢-陶壁・陶板・21世紀のフィギュア造形」が2023年12月17日まで開催しています。
—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—
芸術家・岡本太郎は、「一般大衆にじかにぶつかる、社会に開かれた芸術を実現したい」と記し、1952年に初めてのパブリックアートとなるモザイクタイルを手掛けました。1954年には、量産を目指し粘土で≪犬の植木鉢≫を常滑で制作、その後刈谷でも類似の造形を手掛けました。1963年に信楽で制作された≪坐ることを拒否する椅子≫は、人と直に触れ合うアートの在り方を探り、代表作として全国に多数存在しています。
戦後、建築家・デザイナー・芸術家による建築陶器が人とアートとの結びつきを強めていくなか、岡本太郎が信楽で手掛けた日本万国博覧会(大阪万博)の≪太陽の塔≫の<黒い太陽>(1970)は、多くの人々の記憶に刻まれています。このように産地と岡本太郎の出会いのなかで培われた技術力は、大塚オーミ陶業株式会社の大型陶板などに受け継がれます。また、岡本太郎は絵画に比べ「彫刻はより肉体的であり、直接的である。実体がそこにある彫刻の強さ。」と記しています。アニメ・マンガのキャラクター造形は21世紀の大衆が求めたアートのひとつです。クリエイターらの世界観を再現した高精度なフィギュアが生まれています。
本展覧会では、〈芸術の大衆化〉をテーマに、近代の建築装飾陶器、パブリックアートや量産品のデザインを手掛けた岡本太郎らの作品を紹介。またフィギュア造形の世界や壁画の可能性を併せて取り上げつつ、岡本太郎が思い描いた夢の先、21世紀アートの息吹を見つめます。
【関連イベント】
●つちっこプログラム子ども特別講座
日時:7月29日(土)、7月30日(日)、8月5日(土)、8月6日(日) 各日(1)10:00~12:00(2)13:00~15:00
定員:各回16名(抽選制)
※要事前申込
●ギャラリートーク
日時:8月20日(日)、10月15日(日)、11月19日(日) 各日13:30~
※申込不要
●対話の森 大山竜(原型師)×館長 松井利夫
日時:10月8日(日) 14:00~15:30
会場:信楽産業展示館 信楽ホール
※要事前申込
開催期間 |
2023/07/15(土)~2023/12/17(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 9:30~17:00(入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 月曜日(9/18、10/9は開館し翌日振替休館)、9/25~9/29 |
入場料 | 一般700円/高大生530円/中学生以下無料 |
参加アーティスト | 岡本太郎、石崎紗央里、植田明志、榎木ともひで、大山竜、大畠雅人、九千房政光、さと、竹内しんぜん、塚田貴士、藤本圭紀、真辺菜月(CREA MODE)、吉沢光正、ゆま 他 |
会場 |
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会場電話番号 | 0748-83-0909 |
会場URL | https://www.sccp.jp/ |
詳細URL | https://www.sccp.jp/exhibitions/17713/ |