この度VOILLDは、当ギャラリーでは初となる平山昌尚による新作個展「1～4」を開催致します。

落書きのような誰にでも描けそうな絵を制作している平山昌尚。平面にとどまらず、立体作品の制作や、ライブパフォーマンスなど、幅広く活動をしています。平山が描くシンプルな線で描かれたモチーフ。中でも象徴となるスマイルマークや、人、動物、紙幣など、日々の生活でよく目にするものが多く描かれ、それぞれに個性や遊び、絶妙な表情が巧妙に仕組まれています。そして時に、悪戯な言葉と絵が組み合わさり、誰もが経験のある何気ない出来事に、ジョークやシニカルな表現を通してスポットを当てます。

本展は、「1～4」の数字をモチーフに制作しました。1～4はギャラリーの壁が4つあることに由来し、それ意外には意味がありません。単純にならんだ数字が、意味を持っているようにも、絵のようにも見えることで、作品のあり方に対しての問いかけとも捉える事ができます。過去に建築にも携わった経験のある平山が考えるこの構成は、展示という行為への訴えともなっており、過去の作品群の中でも皮肉で挑戦的な、またとないシリーズとなっております。

会場では、壁画、ドローイングなどの新作、約10点を展示予定です。また、VOILLDと平山昌尚とのコラボレーションによるオリジナルの今治タオルやラグ、ブランケットなどの新作アイテムも販売いたします。是非ご高覧いただければ幸いです。皆様のご来場を、心よりお待ち申し上げております。

《本文は公式サイト紹介文より抜粋》