1939年にコミックから始まったMARVEL（マーベル）は、キャプテン・アメリカやスパイダーマンなど、その時々の時代背景・社会情勢を作品に反映させながら、絶えず変化を繰り返すことで、常に新しい驚きとエンターテインメントを生み出してきた。近年では、『アベンジャーズ』や『アイアンマン』などの映画作品も世界的ヒットが続き、MARVELの人気は日本でも急速に高まっている。

ヒーローたちが“ひとりの人間”として苦悩や葛藤を抱えながらも、それぞれの正義を背負って戦い成長する作品は、多くの共感と注目を集めてきた。

本展では、おなじみの作品やキャラクターをはじめ、日本初公開となる貴重な資料、衣裳や小道具などを展示し、過去から現在に至るまでのMARVELとその世界観を余すところなく紹介する。単なる「ヒーロー作品」の枠組みを超えて、世界中の人々を夢中にさせるMARVELの魅力に迫る。