モネ、ピカソ、ムンク、ロートレック、クレー、岸田劉生、青木繁、平山郁夫…　世界の名だたる美術家たちは、いかにして巨匠と呼ばれるようになったのだろうか。

本展では、世界初の本格的な子どものための美術館である、おかざき世界子ども美術博物館のコレクションより、国内外の有名美術家たちが子どものころに制作した作品が紹介される。また、国内の作家として、尼崎市出身の白髪一雄や、西脇市出身の横尾忠則など、兵庫県ゆかりの作家たちが10代で描いた作品も出品される。

どんな巨匠にも、子ども時代があり、絵をはじめ、巨匠になるまでの過程が存在する。それらの作品は、多感な10代の時期を過ごした作家たちの、真摯でひたむきな情熱をみる者に伝える。巨匠と呼ばれる前に描かれた、天才たちの芽生えをぜひご覧いただきたい。

【関連イベント】
●ワークショップ「おもいでを缶バッジにしよう!」
日時：会期中　13:00～15:00
材料費：100円

●ギャラリートーク「展覧会を味わおう!編」
日時：1月27日（土）　13:00～13:40