菌糸ものづくりワークショップ

きのこの菌糸を使った“育てるおもちゃ”で、バイオ素材にふれる夏休み体験を提供

菌糸ものづくりワークショップ

東京の武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパスにて、親子で参加できる「菌糸ものづくりワークショップ」が2025年8月9日に開催されます。

—以下、主催の紹介文を抜粋—

このワークショップでは、キノコの根にあたる「菌糸体」を活用し、自ら育てて完成させる“生えるおもちゃ”「MYMORI(マイモリ)」の制作体験ができます。

MYMORIは、バイオ素材の可能性を日常に取り入れることを目指して開発されたプロダクトで、菌糸体を数日かけて育成し、型に入れてブロック状に形成するという独自の仕組みを持っています。専門的な知識や特別な技術は必要なく、家庭でも簡単に扱えるのが特徴で、今回のワークショップではその工程の一部を実際に体験できるようになっています。

当日は、「菌糸とは何か」「なぜ環境にやさしいのか」といったテーマをわかりやすく紹介するミニ講座も用意されており、参加者は実際の菌糸材に触れながら理解を深めることができます。また、会場では完成品の展示も行われ、参加者が作品のイメージを持ちながら制作に取り組める構成となっています。

さらに、ワークショップ参加者には複数の新モデルの中から好きな型を選ぶことができ、自分だけのオリジナル作品をつくることができます。制作後には他の参加者との交流の時間も設けられ、子どもたちの自由な発想や創造性を刺激する内容となっています。

MYMORIは、2023年度「グッドデザイン・ニューホープ賞」において最優秀賞を受賞しており、バイオ素材を用いた教育的なプロダクトとして高い評価を得ています。今回のワークショップは、環境や素材への関心を育むと同時に、親子での共創体験を通じて新しい学びの場を提供する試みとして注目されています。

初心者や小さな子どもでも安心して参加できるプログラム構成となっており、夏休みの自由研究やものづくり体験の機会としても好適です。

※対象:小学生とその保護者の方(対象年齢外の参加はご相談ください)

開催期間 2025/08/09(土)
時間 13:30~15:00
入場料 ワークショップ体験のみの参加費(入場料):5,950円(参加者2名分)、【体験ワークショップ+MYMORIキット】プラン:13,500円(8組限定)
会場
  • 武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス
  • 東京都新宿区市谷田町1-4
会場URL https://www.musabi.ac.jp/outline/facility/ichigaya/
詳細URL https://my-mori.com/