株式会社細尾+YCAM 共同研究開発成果展示「布のデミウルゴス-人類にとって布とは何か?」
![撮影:古屋和臣 写真提供:山口情報芸術センター[YCAM]](https://www.japandesign.ne.jp/wp/wp-content/uploads/2018/01/DSC5289.jpeg.jpg)
株式会社細尾と山口情報芸術センター[YCAM]の共同研究開発成果展示「布のデミウルゴス-人類にとって布とは何か?」が開催される。
これまでにYCAMでは、研究開発事業への取り組みとして、アーティスト、建築家、デザイナーと多様な研究領域の研究者を結び、新たな技術がもたらす芸術表現の実践的な探求をおこなってきた。本展は、京都・西陣織の老舗である細尾とYCAMが、2015年より慶應義塾大学筧康明研究室、アーティストの古舘健とともに開発を進めてきた新しい布を、その成果として展示・公開するものだ。また、成果展示と合わせて、古代から連綿と続いてきた布の姿として、美術家の吉田真一郎により収集、構成された江戸時代を中心とする大麻布群が参考作品として展示される。
布は、人が古代から文明を築く中で纏われるようになり、人の内面性・身体性・環境との関わりに多大な影響を与えてきた。現代の素材と技術により、「糸」と「織」という布の根源的な秩序を解体、再構築することで、人と万物との関わりを形づくる創造主(デミウルゴス)としての布に焦点をあて、その未来の変貌を示す。
開催期間 |
2017/12/09(土)~2018/03/11(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 10:00~19:00 |
休館日 | 火曜日(ただし、祝日の場合は翌日) |
入場料 | 無料 |
会場 |
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会場電話番号 | 083-901-2222 |
会場URL | http://www.ycam.jp/ |
詳細URL | http://www.ycam.jp/events/2017/hosoo/ |