原倫太郎+原游 バベルが見る夢

原倫太郎+原游 バベルが見る夢

群馬の太田市美術館・図書館にて、「原倫太郎+原游 バベルが見る夢」が2025年11月22日から2026年1月18日まで開催されます。

—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—

創世記に記された「バベルの塔」の物語をご存じですか?人々はみな同じ言語を話し結束して天まで届く塔を作ろうとしていましたが、神がそれを知り人々の言語を乱した結果、塔は完成を見ませんでした。これにより人間は共通言語を失いましたが、そこから再出発し現在のような多言語が共存する世界に至ります。その意味で、この物語には終焉と始源の両義性が示されているとも言われます。16世紀の画家ピーテル・ブリューゲルの絵画に描かれた、らせん状の巨大な塔をイメージする人も多いでしょう。

さて、原倫太郎と原游は、らせん構造を持つ当館の建築をこのバベルの塔に見立て、その内部空間を想像しました。館の各階層に広がる非現実的な世界では、直立して作品に対峙するだけでなく、歩き、登り、寝そべり、積み上げ、崩す……という“行為”が重要です。子どもの頃の遊びのように、行為を通じて感覚の新たな回路が生み出されるような体験が待っていることでしょう。

加えて、本展では太田市立中央小学校との連携事業を実施します。5学年のみなさんと原游の代表作「耳つき絵画」を制作するワークショップをおこない、展示します。児童の作品を見ながら来場者は歩みを進め、館内を上昇していきます。

始まりと終わりを内包するバベルの塔は、創造行為それ自体を意味するかのようです。原倫太郎+原游、そして太田の子どもたちによる表現から、絶え間ない創造の世界をご覧ください。

【関連イベント】
●ライブ&トーク「真夜中のやまびこ」
日時:11月29日(土) 14:00~15:00(13:30開場)
出演:popi/jective(詩×音楽ユニット)、原倫太郎+原游
会場:太田市美術館・図書館 3F 視聴覚ホール
対象:どなたでも
定員:30名
参加料:無料(要観覧券)
※要申込

●アーティスト・トーク:原倫太郎+原游
日時:12月14日(日) 14:00~15:30(13:30開場)
会場:太田市美術館・図書館 3F 視聴覚ホール
対象・定員:どなたでも・50名
参加料:無料
※要申込

●あかちゃんと楽しむ美術館
日時:2026年1月10日(土) 13:30~14:30(13:20受付開始)
会場:展覧会場
対象:3~12カ月のあかちゃんとその保護者(子どもは1名のみ、保護者は2名まで)
定員:5組
参加料:無料(保護者は要観覧券)
※要申込

●こどもアートさんぽ
日時:12月7日(日) 11:00~(40分程度)
会場:展覧会場
対象:小学生
定員:10名
参加料:無料(保護者は要観覧券)
※申込不要、先着順

●担当学芸員によるギャラリートーク
日時:12月27日(土) 11:00~(40分程度)
会場:展覧会場
対象:どなたでも
定員:10名
参加料:無料(要観覧券)
※申込不要、先着順

開催期間 2025/11/22(土)~2026/01/18(日)
時間 10:00~18:00(展示室への入場は閉館30分前まで)
休館日 月曜日(11/24、2026/1/12は開館)、11/25~11/26、12/23、12/30~2026/1/3、1/13
入場料 500円/高校生以下および65歳以上、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳をお持ちの方とその付添人1人は無料
参加アーティスト 原倫太郎+原游
会場
  • 太田市美術館・図書館
  • 群馬県太田市東本町16番地30
会場電話番号 0276-55-3036
会場URL https://www.artmuseumlibraryota.jp/
詳細URL https://www.artmuseumlibraryota.jp/post_artmuseum/190737.html