『デザインのひきだし31』の特集「本当につくりたいものはこれだ！ 刷りもの&紙もの・オリジナルグッズ大特集」では、Webでは探せないオリジナルグッズばかりを多数紹介。

最小ロットや価格、納期もまるわかりのお役立ち特集だが、このような一からつくるグッズだけではなく、既製品にオリジナル絵柄やロゴを入れることでグッズをつくる（いわゆる「名入れグッズ」）も多数ある。一般的にこうした名入れグッズは、スクリーン印刷やパッド印刷でつくるが、そこを同誌ならではの箔押しを入れてつくったらどうなるかということを誌上で実験している。

登壇者は、名久井直子さん×株式会社コスモテックの青木さんと前田さん×津田淳子さんの4名。

今回の実験では、「軍手」や「使い終わった新聞紙でつくった袋」、「風船」、「ビニール傘」、そして「歯ブラシ」までも箔押し実験をし、オリジナル絵柄が入ったグッズがつくれるのかという無茶振り実験をしている。

この実験をおもしろがって積極的に協力した株式会社コスモテックと、「歯ブラシに箔押ししてほしいな！」をはじめとして、悪魔な提案を多くしたデザイナーの名久井直子を迎え、どんなものに箔押ししたのか、箔押しできたのか、できなかったのか。そして、できたグッズはどのような感じになったのかなど、お金の話や納期の話も含め、ここだけの話を語る。また、できなかった失敗例も含め、箔押しオリジナルグッズの数々は、当日すべて実際に観て触れることができる。

そのほかにも、箔押し実験でつくったグッズ以外の、同誌で紹介されている魅惑のグッズの実物サンプルも観ることができるので、オリジナルグッズ・ノベルティグッズをつくりたいと考えている方に、きっと役立つイベントだ。そして、参加者には、100%ORANGEがデザインしたオリジナル測量野帳やパパブブレ（飴）がプレゼントされる。