
東京の芝浦工業大学 豊洲キャンパスにて、「芝浦工業大学 第4回 建築家展『藤本壮介展』 太宰府天満宮仮殿の軌跡」が2025年10月26日まで開催されています。
—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—
太宰府天満宮周辺に広がる豊かな自然や御本殿の1100年以上の歴史と伝統といった重層性をどう受け止め、つり合い、そして未来につながる形とするかを意識しながら設計に着手しました。
伝統的なものを作る事ができる中で、仮殿として僕たちは何をやることができ、何がこの場所に相応しいものかを探り当てるのは難しかったです。スタディを重ね、考えるようになったのは御本殿の大きくて美しい屋根を無視することはできないという感覚です。
この感覚の中で「屋根はあるけど、屋根ではなくなるとはどういうことか」を考えながら設計を進め、最終的に屋根に自然の力を借りることにしました。
緑豊かな環境そのものが太宰府を特別なものにしている。それを見据えれば相応しいものになると考えました。
仮殿は御本殿の手前に位置しており、多くの人が直感的に面白いと思ってくれるわかりやすさと現代建築がいかに伝統建築と共存できるかが大きなチャレンジでした。
80を越えるスタディ模型や240枚超のパース、図面や写真を通じてデザインが実現するまでの軌跡を辿っていただき、チャレンジの過程を体験いただけたらと思います。
開催期間 | 2025/09/26(金)~2025/10/26(日) |
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時間 | 10:00~17:00(入場は閉館30分前まで) |
休館日 | 会期中無休 |
入場料 | 無料 |
参加アーティスト | 藤本壮介 |
会場 |
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会場URL | https://www.shibaura-it.ac.jp/ |
詳細URL | https://www.shibaura-it.ac.jp/headline/detail_event/20250707-7070-51.html |