自身のブランド「OTTAIPNU（オッタイピイヌ）」を初め、国内外のメーカーやブランドのデザインを手がけるテキスタイルデザイナー、鈴木マサル。

本展は、今年創立67周年を迎えるベビー子ども服ブランド「familiar（ファミリア）」と、鈴木マサルの初めてのコラボレーションとなる。ファミリアのロングセラーアイテムであるデニムバッグのものづくりをベースに、創立年数にちなみ、67種類の柄を鈴木マサルがデザイン。

ファミリア専属の加工者が、刺繍やアップリケ、縫製とすべて手づくりで仕上げる、世界にひとつしかない「familiar ZOO bag」が一同に展示・販売される。アップリケのモチーフは、ファミリアのオリジナル生地のはぎれが用いられた、楽しげな動物たち。会場となるファミリア銀座本店のイベントスペース「CUBiE」を動物園さながらに、芝生や岩山、砂場、池、空などのゾーンに別け、それぞれの動物が生息する場所に展示される。鈴木が描く不思議なフォルムの動物たち。「これはどんなどうぶつかな？」「だいすきなうさぎさんはどこだろう？」そんな会話が生まれる空間である。

会期中は、親子で楽しめるワークショップも予定。また、「familiar ZOO bag」のほか、同展オリジナルのプリントバッグやよだれかけ、タオル、Tシャツも展開される。また、会場とDMのデザインは、デザインチーム「minna（ミンナ）」が手がけている。