
今年、さいたま市では「さいたまトリエンナーレ2016」が開催される。そこでうらわ美術館ではコレクションより、トリエンナーレのテーマ「未来の発見!」の観点から、フルクサスの活動を紹介する。
フルクサスとは、1960年代から70年代にかけてアメリカとヨーロッパを中心に世界各地で展開した芸術活動のことだ。日常生活と芸術活動を同じこととして、何でもアートになり、誰でもアートを行うことが出来るという考えのもと、様々な人々が各々のスタイルでフルクサスに関っていた。
その中に、新しい表現の地平をめざしてアメリカに渡り、フルクサスに参加した日本の若者たちがいた。フルクサス主唱者のジョージ・マチューナスは、靉嘔や塩見允枝子といった日本の若者たちをフルクサスのメンバーとして受け入れ、活動を助けた。そして彼らはフルクサスを媒介にしながら多彩な活動を繰り広げ、現在に至るまでメンバーの多くが伸びやかな活動を続けている。
本展では、49歳で亡くなるまで文字通りフルクサスの活動にすべてを捧げたマチューナスが、フルクサスにどのような未来を思い描いていたのか、そして若者たちはフルクサスを通してどのような未来を得たのかをコレクションから探る。
開催期間 |
2016/09/06(火)~2016/09/25(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 10:00~17:00(土日のみ20:00まで/いずれも入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 月曜日(9月19日は開館)、9月20日(火) |
入場料 | 無料 |
会場 |
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会場電話番号 | 048-827-3215 |
会場URL | http://www.city.saitama.jp/urawa-art-museum/ |
詳細URL | http://www.city.saitama.jp/urawa-art-museum/exhibition/schedule/p046830.html |