神戸アートビレッジセンター（KAVC）では、作家と連携した展覧会づくりを重視し、枠に問らわれない表現の可能性を追求する展覧会を行っています。2018年度からは30～40代の芸術家を対象に、自身の活動で経験を積んだ作家の新たな表現の創造と意欲的な挑戦の場となることを期待して公募プログラム「ART LEAP」を開催。

記念すべき第1回目の出展作家となるtuQmo（ツクモ）は、ポールやエアリアルフープなどを使う空中パフォーマーのERIKA RELAXと、構造体を利用した空間づくりや身体と関わる物のあり方を思考する美術家の池田精堂によるパフォーマンスユニット。

手にすることで身体を拡張させ、身体の一部となる「道具」。彼らはその使い手と作り手という立場から、互いの持つ技術を集約し、ERIKAが使うための道具を池田が制作することにより、身体と物の関係を見つめ、そこから派生する次の可能性を多様な視点で思考しながら独自のパフォーマンス表現を生み出しています。

本展制作にあたり、彼らの作品にとって重要なキーワードとなる「道具」についてさまざまな場所でリサーチ活動を行いました。約10ヶ月間の制作期間を経て、新たな道具ができるまでの思考プロセスと、その道具がもたらすパフォーマンス空間で展覧会は構成されます。会期中に行われるtuQmoのパフォーマンスと合わせてご覧ください。

《本文は公式サイト紹介文より抜粋》

【関連イベント】
●tuQmoパフォーマンス
日時：会期中の水曜日、木曜日、土曜日、日曜日
会場：B1F・KAVCシアター
料金：無料
※パフォーマンスの10分前より公演準備のため、シアター会場を閉場いたします。準備中は作品をご鑑賞いただくことができませんので予めご了承ください。

※そのほかの関連イベントは、下記詳細URLをご覧ください。