わからないことは分解してみる

わからないことは分解してみる

はじめまして。 minna(ミンナ)の長谷川と申します。

minnaは、角田真祐子と長谷川哲士を中心としたデザインチームです。武蔵野美術大学を卒業して1年後の2009年に設立、2013年に法人化しました。手がけているデザインの領域は多岐にわたり、自動車のコンセプト開発から、ふんどしブランドのデザイン、自治体とのまちづくりプロジェクトまで、かなり幅のあるお仕事をさせてもらっています。

このコラムは、シラフでも無駄にアツい長谷川と、ウチのボスで切れ味の鋭い(愛のある毒舌の)角田が楽しく書いていきます!

デザイナーになりたい学生さんや、既にデザイナーだけど、これからのデザイナーってどうあるべきなのかが気になる人。デザインにちょっと興味があるだけの人はもちろん、自分はデザインとは縁がないなあと感じている人も含めて、みんなに届くコラムになりますように!

自己紹介を兼ねてminnaを分解してみる

そもそもminnaって誰?って思われる方々がほとんどだと思います。よくわからない物事は分解して考えるとわかりやすくなるので、まずは、自己紹介を兼ねて自分たちを分解してみることにします。

minnaの名前の話

「はじめまして!みんなの長谷川です」。電話で社名を伝えたり、自己紹介の時に面白そうだし、なんだかアイドルみたいで人気がでそう……というのも由来の一部ではありますが、もっとクソまじめな理由が実はあるんです。

現在の日本のデザインに不足していることや、「もっとこんなデザイナーが必要なんじゃないか?」「デザインってそもそもなんだ?」と真剣に考える中でたどり着いたところが、 “みんな”というシンプルな言葉でした。これを語り始めると長くなるので、興味のある方は下記のリンク先からご覧ください!
minna-design.com/concept

名前が決まったら、次はロゴを考えます。minnaという社名にふさわしく、親しみを感じてもらえるものが良いなあということで、「丸」をベースの形状としてオリジナルフォントをデザインしました。

大文字にしちゃうと、なんだかすごく大きくて立派な雰囲気になってしまったので、僕らはまだまだ大きくなれるんだ!という自分たちの成長を願って、あえての小文字をチョイス。かっこつけて言うと伸びしろもデザインしたつもりです。そして、いろんな人たちとチームを組みたいという気持ちから外から入ってこられる、余地みたいなものを表現するために文字間を広めにとりました。

minnaの顔の話

僕らの象徴的な顔アイコン。実は原画が切り絵でできています(下書き無しの角田の完全フリーカット……最初見た時は驚愕しました)。はさみでカットしたラインからデータ抽出しているので、手書き線とも違う不思議な存在感があるのが魅力です。

名刺やHP、FBページ(このコラムのヘッダーまでも…)など、ありとあらゆるツールに登場する顔のアイコン。これだけ使い倒しておいて言うのもあれですが、設立当初はアイコンを使うことに抵抗感がありました。しかし、「アイコンはminna的に絶対有効だ!」という角田の説得のもとアイコンを使いはじめ、その有効性を目の当たりにして、すぐに抵抗感は消えていきました。

その理由はいたってシンプル。怖そうなスーツのおじさまから、元気なギャル(死語?)までみんな笑ってくれるんです。爆笑ではないですが、クスッと笑ってくれます。笑顔からスタートすると、そのあとのコミュニケーションが円滑に進みやすいのは言うまでもありません。

自分たちの顔がアイコンなので、髪型が変わることは一大事です。それこそ、すべてのツールをリニューアルしないといけません。

2009年から今まで僕は一度も髪型を変えていませんが、角田は数年前に一大決心をして、トレードマークのワンレンボブを捨て、赤毛のショートボブに大変貌を遂げました。

社内ツールが一新されたり、いきなりアイコンが変更されてパートナー変わったのか!?と思われてもいけないと思い、クライアントさんや繋がりのある方々にお知らせしなくては!と考え、最新の仕事と同じようにメールニュースを配信しました。

僕らとしては真面目に考えて配信をしたのですが、そのメールをいろんな方が面白がってくださり、予想以上にたくさんのリアクションがありました。その中でも一番驚いたのは、新規案件と取材が入ってきたことです。嘘みたいな話ですが、ノンフィクションです。僕も10年ぶりに髪型変えようかなーなんて考えたりもしますが、こだわりの理由があるから変えるには至りません……。今回は理由を割愛しますが、もし気になる方は僕に直接きいてください!

あ、ちなみに長谷川と角田は別姓ですが夫婦です。クライアントさんで、気になってたけど1年間聞けなかったという方がいて、申し訳ないことをしたなあという出来事があったので、このコラムの初回でお伝えしておきます。

minnaの仕事の話

グラフィックメイン?プロダクトだよね?ブランディングでしょ?とかいろんな人に、違ったことを言われるので、多様な見られ方をしているんだなあと感じることが良くあります。

その見られ方のとおり、最近僕らのところに来る仕事はコンセプトメイクなどからアウトプットまでトータルでの依頼が多くなっています。「イベント広報のためのフライヤーとイベント会場のデザインをやってほしい!」とか、「ブランドをつくるためのネーミングからロゴデザイン、商品デザインをお願いしたい」などなど。

枝葉の細かな制作物だけではなく、全体の舵取り役としてデザイナーに関わってほしいという世の中の流れは、これからもどんどん加速していくんだろうなと体感している今日この頃です。このあたりのことも、今後のコラムでもっと詳しく書いていきたいと思っています。

すごーくざっくりと分解してみましたが、なんとなくminnaのことはわかっていただけたでしょうか。全然わからねえ…など、ご意見をいただけると大変嬉しいです。真摯に受けとめて、次回に活かします!!

minna

minna(デザインチーム)

2009年に設立、2013年に株式会社ミンナとして法人化。角田真祐子と長谷川哲士を中心とする、みんなのためのデザインチーム。「みんなのために(for everyone)みんなのことを(borderless design)みんなでやっていきたい。(partnership)」 をコンセプトに掲げ、デザインをもっと身近な みんなのチカラにしたいと考えている。
プロダクトやグラフィックなどの領域を横断し、想いの共有から可視化するまでの一連の流れをデザインと捉え、多分野で活動している。グッドデザイン賞、日本パッケージデザイン大賞金賞、TOPAWARDS ASIAなど他受賞多数。
minna-design.com/