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12カ月のパリ
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第10回 (4)
les coulisses du batîment (建物の裏方)




● 28,rue Saint-Louis en L'Ile (28番地 サン・ルイ・アン・リル) 4区
サンルイ島の中心に、築400年を誇る建物の改築と聞き、非常に興味を持った。住居としての築年数からすると、市内でも最も古いものであると思われる。

5階の2LDK改装中天井、梁間
(網+防湿、防音、断熱効果のある軽量材を置く)

路上に駐車したトラックからホースで5階まで床用のコンクリートを流す様子を、写真で説明

以前は2軒のアパートであった空間をワンルームにリフォーム

3階の賃貸用アパート
梁をクリーニングした後、梁間を石膏で仕上げる 梁が1スパンで仕上がっていない部分は、以前、暖炉や階段などが存在したことを示す

地域が、史跡建造物として指定されている場合、窓枠までも限定される
通常は木材となる

昔風のフローリングは、コンクリートの上に断熱材を敷き、根太を置き、その上に厚さ20mm程のナラ材を並べて打ち込む

暖炉は工期中一度所定の場所からはずして、再度設置する
収納棚の扉も古いイメージに塗り替える

築400年の外壁も新装されると、表情まで変容したようである



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