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京都工芸繊維大学


余白を想う場所 ─ 大阪に堀という余白空間、オープンスペースを復活させる ─

坂本貴仁 / 造形工学科 建築コース

敷地は長堀通り。かつての大阪の都市軸は大阪湾と大阪城を結ぶ東西方向に存在していた。そこには堀川があり、都市の大動脈であるとともに様々な人々が集まるコミュニケーションスペース=大阪の余白空間であった。しかし、現在では道路空間に姿を変え、かつての人間中心の場は失われてしまった。 近年過密化する大阪において、こういった余白空間が新たな可能性を秘めているのではないか? 都市、人々だけでなく、歴史性までも内包した余白空間がよみがえる。ここ大阪に新たなオープンスペースのあり方がある。
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