私たちが普段何気なく行っている「着る」という行為を今一度意識し、身体と衣服の関係や身体そのものを体験的に再認識する衣服である。また、構造において、衣服への既存のイメージを払拭し、新しい衣服の可能性を創造することができる。 10cm角で8個のスナップボタンが付いた布を1ピースとし、それを一枚一枚身体に貼り付けていき、自由な形に衣服を構成する。ボタンの合わせ方によって、立体的な形を保つことも可能である。