スパイス モーテル オキナワ

リノベーションで新たに生まれ変わったモーテル

デザインコンセプト
担当:アートアンドクラフト

沖縄がまだアメリカに統治されていた1970年に建てられたモーテルを引継ぎ、あらたなデザインホテルとして再生しました。

場所は日米のカルチャーが今もボーダレスにまじりあう、沖縄本島の中部地域。敷地には本館と離れ、2つの建物があり、それぞれを客室とカフェとしてロードムービーに出てくるモーテルのような雰囲気でリノベーションしています。

1階は車を停めてそのまま泊まるスタイルのツインルーム、2階は70年代のカリフォルニアをイメージした内装のダブルルーム。壁面を飾るのは、かつて屋上にあった「自動車ホテル」のネオンサイン。開放的なテラスや屋上のバスルーム等、ゆっくり滞在を楽しめる。アメリカ文化が身近で車社会の沖縄だからこそのモーテルに生まれ変わりました。

所在地 沖縄県中頭郡北中城村喜舎場1066
構造 鉄筋コンクリート ブロック造 2階建
建築 1970年8月竣工
改修 2015年11月リノベーション完成
開業 2015年12月
客室 17室
企画・建築デザイン・施設運営 アートアンドクラフト
撮影 大城 亘