2016年もあっという間に上半期が終わってしまいましたね。「光陰矢の如し」「時は金なり」といったことわざが、目の前にありありと浮かんできます…。
さて、JDN編集部には毎日たくさんのフライヤーやリリースなどの印刷物が届きます。しかし、多くの人の目に触れないことがたくさんあり、せっかくのデザインがもったいないな…と思っていました。そこで、個人的に素敵だなと感じ、せっせと集めておいた印刷物をこの記事で紹介したいと思います!
『ミントデザインズ展 -MATERIAL DICTIONARY-/展覧会フライヤー』ミントデザインズのトレードマークである、女の子のアップリケを前面に押し出したフライヤーです。シンプルな色使いながらもインパクトのあるビジュアル
『武蔵野美術大学 オープンキャンパス/パンフレット』オープンキャンパス全体のディレクションをつとめたのは、デザインチーム「minna(ミンナ)」。赤と青のビビッドな色合いが目を引きます
『サイ・トゥオンブリーの写真-変奏のリリシズム-/展覧会 案内状』薄いヴェールをかけたような独特な写真は、20世紀の美術史に名を刻んだ画家、サイ・トゥオンブリ―によるもの。ポエティックな写真が見る人の興味をそそります
『fancomi展「tale」/展覧会フライヤー』顔のない人物が想像をかきたてる、イラストレーター・fancomiの個展フライヤー。白黒で構成されたシンプルなデザインは独特の世界観を表現しています
『THE TOMATO PROJECT 25TH ANNIVERSARY EXHIBITION “O”/展覧会フライヤー、チケット』世界的に活躍するデザイン集団Tomatoの結成25周年を記念して行われた展覧会。このビジュアルはフライヤーだけでなく、会場となった渋谷パルコ館内や街頭の大型ビジョンでの映像作品にも使われました
『第14回グラフィック「1_WALL」展/展覧会フライヤー』緑とピンクがハレーションをおこしそうなくらいの鮮やかさ。文字の組み方など、細かなところまで気が利いたデザインです
『ヒュー・スコット=ダグラス 展/展覧会フライヤー』画像とは何か、その価値とは何かを追究するアーティストの展覧会フライヤー。何かの画像を拡大したようなピンク一色のピクセルは、その先にある何かを想像させます
『天神洋画劇場 伊藤隆介の「フィルム・スタディーズ」/展覧会フライヤー、チケット』昔よくあった、映画の手書き看板のようなフライヤー。展覧会の会期についても“6月4日ロードショー”と書いてあり、遊び心を感じさせます
素人カメラ&個人の趣味が出てしまっていますが、読者のみなさんにとってもお気に入りのフライヤーが見つかれば嬉しいです。同じ企画を下半期にも行いたいと思いますので、楽しみにしていただければ幸いです!
石田織座(JDN/デザインのお仕事)