iPhoneのAppleマークを活かしたケースの本家「iTattoo（アイタトゥー）」。その最新版は立体プリントを導入したカモフラ柄「appouflage（アップルフラージュ）」。よく見ると迷彩の中に溶けていったリンゴに気づく、という目を楽しませる工夫もあるグラフィックだ。

appouflageは先代でも人気で、塗装とプリント技術の限界に挑んだと言われる柄。クリアなケース前面に箔をきれいに押すのはかなり難しかったという。ケース自体と仕上げへのこだわりの程は、ホームページからも窺い知れる。
今回は、それを立体プリントで表現した。

指先で触るとプリント部分の立体が分かる。このわずかな高さがあることで、たとえば机に置いた際に透明部は接地しない。そして手に持った際には滑り止めにもなる。プリント自体の強度が上がっただけではなく、傷がつきにくく持ちやすいという機能も併せ持つように進化している。

色は、iPhone6にあわせてblack、silver、goldの3色。東京は奥多摩で作られている。iTattooのデザインについてはフォロワーも生まれているが、アイデア自体の新鮮さを保ちつつ表現や技術での進歩をやめないところは先駆者の矜持か。