「JAGDA国際学生ポスターアワード2025」受賞作品が決定、作品展が11月26日から開催

グランプリ「Safety first」ル・チェンヤン(上海師範大学) グランプリ「Safety first」ル・チェンヤン(上海師範大学)

公益社団法人日本グラフィックデザイン協会が、「JAGDA国際学生ポスターアワード2025」の受賞作品を発表した。

国内外の優れた若い才能の発見と顕彰、グラフィックデザインの発展と進化を目的に2015年より毎年開催している同アワード。日本国内の学生のみを対象にスタートし、ポスターによる国境を超えた相互理解と交流を目指して2019年に国際化した。今年は「Safe」をテーマに作品を募集し、過去最多となる世界29カ国と地域から3,466作品が集まった。

グランプリを受賞したのは、上海師範大学のル・チェンヤンによる「Safety first」。金賞には、東京工芸大学の八十島一菜による「赤い光」、慶南大学校のワン・ファジンによる「Safe Emotions」の2作品が選ばれた。日本人最高賞を受賞した作品「赤い光」は、車のブレーキランプ、火災報知器、交通整備の誘導棒など、街中で見かける赤い光が安全のために機能していることを、モザイクの中の光として表現している。そのほか銀賞5点、銅賞10点などが選出された。

入賞・入選・準入選の267作品は、2025年11月26日から12月8日まで東京・六本木の国立新美術館にて展示する。11月29日には贈賞式および記念トークイベントを開催する。

https://jagda-gakusei.jp/2025/10/08/%E5%85%A5%E8%B3%9E%E4%BD%9C%E5%93%81%E7%99%BA%E8%A1%A8-2025/