113名の作品を展示、「2024年度 武蔵野美術大学 卒業・修了制作 優秀作品展」が7月3日より開催

113名の作品を展示、「2024年度 武蔵野美術大学 卒業・修了制作 優秀作品展」が7月3日より開催

武蔵野美術大学 美術館・図書館が、「2024年度 武蔵野美術大学 卒業・修了制作 優秀作品展」を2025年7月3日から8月3日まで東京・小平市の武蔵野美術大学美術館で開催する。

同大学大学院修士課程(2科2専攻12コース)と学部(2学部12学科)の2024年度優秀賞受賞者113名による作品を一挙に展示する同展。絵画、彫刻、デザイン、工芸から、パフォーマンスやショー形式の作品の記録映像、実写映画やアニメーション、プレゼンテーションや研究論文まで、作品の表現形式は多岐にわたる。先におこなわれた卒業・修了制作展では、学部によって別々のキャンパスで、また通学課程と通信教育課程とに分けて発表された作品を、今回はまとめて見ることができる。

会場となる美術館は、建築家・芦原義信の設計により1967年に竣工、藤本壮介が2011年に改修を手がけたもの。また、2024年からおこなわれた約1年間の改修工事を終えたばかりで、同展が今年度最初の展覧会となる。吹き抜けのアトリウム、大小5つの展示室、美術館ホールのほか、建物の外壁や図書館棟との連結部分であるテラスなど、ふだんは使われないスペースにまで作品を展開し、美術館全体を使って展示がおこなわれる。

https://mauml.musabi.ac.jp/museum/events/22454/