「パウル・クレー展――創造をめぐる星座」が兵庫県立美術館で2025年3月から開催
![「パウル・クレー展――創造をめぐる星座」が兵庫県立美術館で2025年3月から開催](https://www.japandesign.ne.jp/wp/wp-content/uploads/2024/12/01-7.jpg)
兵庫県立美術館が、「パウル・クレー展――創造をめぐる星座」を2025年3月29日から5月25日まで開催する。
スイスの画家のパウル・クレー(1879-1940)は、人生の根源的な悲劇性と向き合いながら、線と色彩によって光を呼び起こし、抽象のなかに生命のエネルギーを描いてきた。同館では10年ぶりのクレー展となる同展は、パウル・クレー・センターの学術協力のもと、クレーと交流のあった芸術家の作品との比較や当時の貴重な資料の参照を通じてクレーを捉え直し、その生涯にわたる創造の軌跡をたどる。
初期の作品『リリー』、色彩に目覚めた作品『チュニスの赤い家と黄色い家』、第一次世界大戦の影響を受けて生まれた作品『紫と黄色の運命の響きと二つの球』などを展示し、時代背景とともに解説する。
音声ガイドのナビゲーターを担当するのは、声優の伊東健人。関連イベントとして、学芸員やミュージアムボランティアによる解説会、子ども向けの催しもおこなう。