厚生労働省が専属デザイナーを公募。省内初の試み

厚生労働省が専属デザイナーを公募。省内初の試み

厚生労働省が、エン・ジャパンの実施するプロジェクト「ソーシャルインパクト採用」を通じて、同省初のデザイナーを公募している。

時代の変化に対応し、国民のよりよい生活を実現するため、同省が2020年に始動した「広報改革」。国民の生活に密接に関わる施策や制度を多く扱う同省では、複雑な情報をわかりやすく、正しく、さらに共感や信頼を抱いてもらえるような広報活動を目指している。

しかし「デザイン」に関しての現状は、外部パートナーの力に頼っており、専門的な知見を有する人材が不足していることから、専属のデザイナーを公募することとなった。

今回募集するデザイナーには、「健康・医療」「福祉・介護」「雇用・労働」「年金」など多岐にわたる政策分野を国民にやさしく、わかりやすく伝えていくことが求められる。また制作のみならず、現場職員が制作する広報物に対するアドバイスや修正提案、デザインに関するガイドラインの作成など、省内全体のデザインリテラシーを高めていく動きも期待される。

https://www.enjapan.com/project/mhlw_2401/