グランプリは出合いの瞬間をしるせるプロダクト、第16回「シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション」受賞作が発表

グランプリは出合いの瞬間をしるせるプロダクト、第16回「シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション」受賞作が発表

新しいプロダクトのデザインを募る「16th SHACHIHATA New Product Design Competition (シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション)」の表彰式が10月13日におこなわれ、受賞作品9点が発表された。グランプリは、出合いの瞬間をしるせるプロダクト「F!nd !t」。

今年で16回目となる同コンペティション。今回は「思いもよらないしるし」をテーマに、「しるし」が持つ可能性を広げるプロダクト、もしくは仕組みの提案を募集し、応募作品1,287点が集まった。審査員は中村勇吾、原研哉、深澤直人、三澤遥の4名のデザイナーが務め、ゲスト審査員としてエンジニアの武井祥平、そして一般社団法人未来ものづくり振興会 代表理事の舟橋正剛を加えた計6名による審査がおこなわれた。

グランプリを受賞したのは、中山大暉による「F!nd !t」。同作品は、出合いの瞬間の「お!」をしるせるデバイスで、自転車での移動中に見つけた素敵なカフェや景色など、心が揺さぶられた瞬間に「!」ボタンを押すと、連動するアプリ上に自分だけの地図ができ上がるというもの。

なお、グランプリ作品のほかに準グランプリ2作品、審査員特別賞として6作品が選出された。

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