台湾のアートフェスティバル「2023第二回ロマンチック台三線芸術祭」が、6月24日から開催

台湾のアートフェスティバル「2023第二回ロマンチック台三線芸術祭」が、6月24日から開催

客家(ハッカ)文化を発信するアートフェスティバル「ロマンチック台三線芸術祭」が、2023年6月24日から8月27日まで、台湾の台北、桃園、新竹、苗栗、台中の5県市で開催される。

今回で2回目となる同フェスティバルは、グッドデザイン・ベスト100を受賞した台湾唯一の芸術祭で、全長150kmにわたり、アーティスト50名、デザイングループ21組による90を超えるアート作品、45の飲食店、100のイベントが集結する。

舞台となる台三線(台湾省道三号線)は台湾で3番目に長い省道(日本でいう国道)で、その北部から中部には台湾で2番目に大きなエスニックグループである客家人が多く住み、客家人、閩南(ミンナン)人、台湾の先住民や日本人などさまざまな民族の衝突・融合の歴史があるという。

今年は「彩りが多く美しい」という意味の客家語「ファラビボ(Falabidbog)」を合言葉に、文化交流を通してより豊かなものとなった客家文化をアート・デザイン・食文化を通して発信する。

また、岡部昌生、西田秀己、久保寛子、kugenuma、Julio Goya、ロドリゲス=伊豆見・彩など、日本に縁のあるアーティストも参加し、日本文化の視点から客家文化について語る。

https://www.romantic3.tw/jp/