丸亀市猪熊弦一郎現代美術館が、公募展「MIMOCA EYE/ミモカアイ」を創設

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館が、公募展「MIMOCA EYE/ミモカアイ」を創設

香川県の丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)が、新たな現代美術の公募展「MIMOCA EYE/ミモカアイ」を創設。2022年4月に募集要項が発表される。

「アートとはその時代の答えであって、アーティストはこの現代をどう表現するのかという責任がある。それがコンテンポラリーアート。未来に向かってアーティストがどういうふうに方向づけ、今にないものを発見していくかという、一番大事で一番難しいことの結果を見せる美術館であってほしい」(猪熊弦一郎)

猪熊弦一郎のこの言葉を指針とするMIMOCAではこれまでに、2000年に当時32歳だった中山ダイスケの個展を開催、その後、活躍が期待される40歳以下の作家の個展を「MIMOCA’S EYE」というタイトルでシリーズ化。これまでに野口里佳、小金沢健人、フランシス・アップリチャードを取り上げてきた。

今回創設される「MIMOCA EYE/ミモカアイ」は、「MIMOCA’S EYE」を公募展へ変え、芸術家として活動する若い人たちに門戸を広げ、発展の場にすることを目的としている。1次審査で選考された入選者による展覧会を開催予定で、さらに入選者の中から大賞受賞者を選出。大賞には賞金100万円のほか、副賞として丸亀市猪熊弦一郎現代美術館での個展開催の機会が提供され、受賞後のさらなる飛躍を後押しする。

https://www.mimoca.org/ja/events/2021/11/20/2416/

初出:コンテスト情報サイト「登竜門】
https://compe.japandesign.ne.jp/news/2021/12/61609/