JAXAが国際宇宙ステーションで宇宙飛行士が使用する、新たな生活用品のアイデアを募集

JAXAが「第2回 宇宙生活/地上生活に共通する課題を解決する生活用品アイデア募集」を、9月30日まで実施している。
同プロジェクトは宇宙生活の課題を起点に、宇宙と地上の双方の暮らしを便利にする製品・サービスの創出を目指して2020年にスタートした取り組み。宇宙飛行士の声から考えた、暮らしをより良くするためのヒント集「Space Life Story Book」を参考に、自社の技術やノウハウを活かして、宇宙および地上で生活課題の解決やQOL(Quality of Life)を向上させる生活用品のアイデアを募集している。
応募資格は、アイデアの事業化に取り組むことができる法人に限定されるが、2020年の第1回募集では94件のアイデアが寄せられ、そのうち10件が2022年頃に国際宇宙ステーションに搭載予定の生活用品の候補として選定されている。
今回のアイデア募集では、最終的に搭載可能と判断された生活用品は、2023年以降に国際宇宙ステーションに搭乗予定の古川聡宇宙飛行士や、その後搭乗予定の宇宙飛行士らが使用することを想定している。
https://humans-in-space.jaxa.jp/biz-lab/news/detail/001588.html