AC部の大規模個展「九越-Transmorph-」が、日本橋三越本店で1月4日まで開催

AC部の大規模個展「九越-Transmorph-」が、日本橋三越本店で1月4日まで開催

AC部による初の大規模個展「九越-Transmorph-」が、日本橋三越本店で12月23日から1月4日まで開催される。

AC部は1999年に結成されたクリエイティブチーム。多摩美術大学在学中にNHK「デジタルスタジアム」年間グランプリを受賞し、キャリアをスタートした。以後、TV・CM・プロモーションビデオ・Webサイトと表現の場を広げている。近年は、TVアニメ「ボブネミミッミ」や、スケッチブックを矢継ぎ早にめくる手動アニメーションの高速紙芝居が知られている。サブカルチャーの領域で高く評価されてきたAC部だが、本展ではコンテンポラリーアートとして本格的に作品を発表するはじめての機会となる。

本展では、大型のペインティングやドローイングの平面作品を中心に、ニューヨークで活動するバンド「BATTLES」のミュージックビデオ「Sugar Foot」で展開された、『大宇宙ロボット祭』の世界観で構成される30点以上の最新作を発表する。

新型コロナウイルスの発生で世界中のフェスティバルや四季折々の祭事(催事)がことごとく中止となってしまった2020年において、AC部が希望の「祈り」を込めた、「2次元と3次元」「現在と未来」への変貌(トランスモーフ)が表現された作品群が混在する異空間を体感できる内容となっている。

なお、ギャラリー内に併設されたビューイングルームでは、今年10周年を迎えるAC部の人気キャラクター「イルカのイルカくん」の作品も同時発表される。

http://ac-bu.info/transmorph