深澤直人×マルニ木工×ACTUS共同プロジェクトによるラウンジチェア「MEGURO」が5月より発売

深澤直人×マルニ木工×ACTUS共同プロジェクトによるラウンジチェア「MEGURO」が5月より発売

ACTUSとデザイナーの深澤直人、株式会社マルニ木工による共同プロジェクトの第2弾として、ラウンジチェア「MEGURO(メグロ)」が5月より販売開始される。

「より上質で、時代に左右されず、そして人々に永く愛され続ける家具を世に送り出す」というコンセプトを掲げる同プロジェクト。第1弾として2013年に発表されたダイニング家具シリーズ「AOYAMA(アオヤマ)」に続き、今回の「MEGURO」は第2弾となる。

MEGUROは、ゆったりとした背もたれと腕をやさしく支える造形的なアームが特徴のラウンジチェアで、深澤氏は「椅子を決めるということは、自分のライフスタイルや生き方を決めることに価します。MEGUROは、そうするに相応しいアイテムです」とコメントしている。

以下、深澤氏のコメントより全文を掲載する。

「彫刻的な造形が随所にちりばめられた、このMEGUROラウンジチェアは、インテリアの全体のストーリーを引っ張っていく存在になります。この椅子を軸にすれば、ラグはこれ、照明はこれ、と自ずとMEGUROの個性がインテリアを決めてくれます。そして、椅子は前から見る姿が正面なような気がしますが、どちらかというと後ろから見る姿も重要なんです。後姿が美しくないとインテリアとしては決まらない。全体のプロポーションから細部に至るまで完成度が高く、その分、 製造加工がすごく難しかったと思います。

リビングにソファを置くのをやめてラウンジチェアで生活するのもありだと思います。どちらが住空間をリッチに魅せるかというと圧倒的にラウンジチェアの方だと思います。ソファはひとつのフォームの塊ですから、ソファの存在がある程度インテリアを決めてしまう。そういう意味ではMEGUROは、欧州の優雅で気品あるテイストを含んだ椅子だと思います。 椅子を決めるということは、自分のライフスタイルや生き方を決めることに価します。MEGUROは、そうするに相応しいアイテムです。あと10年後に価値観や暮らし方が変わったら変えようというような過渡期の椅子ではなく、私の人生はこれでいこうと、決めるときに選ぶのがこの椅子だと思います」。

ACTUS
https://www.actus-interior.com/