2019年度「東京ビジネスデザインアワード」のテーマが発表。デザイン提案の締切は10月27日まで

[PR]
2019年度「東京ビジネスデザインアワード」のテーマが発表。デザイン提案の締切は10月27日まで

東京都内の中小企業の持つ技術や素材などをテーマに、新規用途開発とビジネス全体のデザイン提案を募るコンペティション「東京ビジネスデザインアワード」。募集テーマ全9件が8月20日に発表され、デザイナーからの提案応募受付も同日から開始された。

2012年からはじまり、今年で8回目を迎える同コンペは、ものづくり産業の課題に対して、製品そのもののデザインだけでなく、売り方やサービス、コミュニケーションを含めて「ビジネスモデル」としてのデザイン提案を募集している。これまでにマッチングした企業とデザイナーによる提案実現事例は15件以上、近年では2016年度優秀賞のウェアラブルメモ「wemo」が、発売から2年弱で30万本以上を販売するヒット商品になるなど実績を重ねている。

第8回となる今年度のテーマ全9件は以下の通り。

【テーマ】
1. 生きた細胞をものづくりの材料に変える「細胞ファイバ技術」/株式会社セルファイバ
2. 世界最高レベルの「極細シリコン輪ゴム製造技術」/有限会社精工パッキング
3. 時間・空間・自由を生む「不動産ソリューションシステム」/ 押入れ産業株式会社
4. あらゆる仕様をユーザーが自由に選べる「ノート設計システム」/株式会社研恒社
5. アイデアに富んだ製品を実現する「段ボール加工技術」/有限会社坪川製箱所
6. 1ミクロンの精度で削り出す「金属切削加工技術」/有限会社園部製作所
7. 運営者と参加者をリアルタイムに繋ぐ「イベントサポートシステム」/株式会社アーク情報システム
8. 文化財レプリカ製作で培った「模型製作技術」/株式会社トリアド工房
9. 繰り返し使え、耐久性に優れた「ダンプラシート」/第一合成株式会社

応募受付期間は8月20日から10月27日まで。

中小企業とデザイナーとのマッチングが成功した事例については、専門家などにより構成された審査委員、事務局によるアドバイスを通じ、事業化・商品化・販路拡大まで継続してサポートが行われ、ビジネスとして成功につなげることを目指していく。また、9月4日には応募を検討しているデザイナーを対象に、今回発表したテーマ9社の企業がプレゼンテーションを実施する説明会も開催予定。

【2019年度 東京ビジネスデザインアワード】
デザイン提案募集期間:2019年8月20日(火)〜10月27日(日)
応募資格:中小企業との協業に意欲のある国内在住の個人またはグループ
応募費用:無料(ただし提案の制作に伴う実費などは応募者負担)
賞・賞金:最優秀賞(1点)賞金50万円、優秀賞(2点)賞金各10万円、テーマ賞(1テーマにつき1点)

【デザイナー向け説明会】
日時:9月4日(水)17:00〜19:30
会場:インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
※申込詳細は公式サイトを参照

http://www.tokyo-design.ne.jp/award.html