荒牧悠、小玉文、辰野しずかが参加、人の「視点」そのものに注目した福永紙工の新プロジェクト『紙工視点』が発足

荒牧悠、小玉文、辰野しずかが参加、人の「視点」そのものに注目した福永紙工の新プロジェクト『紙工視点』が発足

東京・立川で50年以上にわたって紙の印刷・加工を行ってきた福永紙工。2018年9月に、新プロジェクト「紙工視点(シコウシテン)」を発足する。ディレクターに岡崎智弘を迎え、荒牧悠、小玉文、辰野しずかとともに、少し違う視点の新製品を年内に発表する。

紙工視点は、人の「視点」そのものに注目し、紙にひそむ可能性を探るプロジェクト。デザイナーの世界の見方を、紙を通して伝えるもので、このプロジェクトにはルールも、テーマも存在しない。一人ひとりの方法で、じっくり紙と向き合って、それぞれのかたちを見つけていく。視点からはじまる、人と紙との、新しい関係。新しい学び場となる。

福永紙工は現在、6つのプロジェクトを運営しており、「紙工視点」は7つ目のプロジェクト。「一枚の紙を道具にすること」をテーマに、2006年に発足した「かみの工作所」は、「紙」という一つの素材にこだわり、「空気の器」をはじめとして、この12年間で次々と新しい紙製品を生み続けてきた。また、1/100スケールで物語を表現する「テラダモケイ」は、1作目の発表から10年目を迎えた。同プロジェクトでは、3人のクリエイターとともに「紙のゆくえ」について考え、改めて視点を変えた新製品を年内に発表予定。

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