10年ぶりに再開する「シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション」、4月1日から募集開始

10年ぶりに再開する「シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション」、4月1日から募集開始

一般社団法人未来ものづくり振興会による、「11th SHACHIHATA New Product Design Competition(シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション)」が2018年4月1日から募集を開始する。

「シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション」は、シヤチハタ株式会社が1999年から10回に渡り開催してきた、プロダクトデザインのコンペティション。2008年以降、一時休止していたが10年の年月を経て再開することとなった。より大きな視点からものづくりの啓蒙発展に貢献する目的で、今回より、一般社団法人未来ものづくり振興会が主催。シヤチハタの特別協賛のもと開催となる。

第11回となる今回のテーマは「しるしの価値-The Value of the sign-」。自分であることの「しるし」(アイデンティティ)を表すプロダクトもしくは、仕組みを募集する(※応募作品は未発表のオリジナル作品に限る)。特別協賛のシヤチハタは、長年「しるす」文化の創造に携わってきた企業として、原点回帰ともいうべきこのテーマを10年ぶりの開催となるこのコンペで広く世に問いたいと考えている。

審査員は、喜多俊之(喜多俊之デザイン研究所代表)、後藤陽次郎(ザ・コンランショップ スーパーバイザー/デザインインデックス代表)、中村勇吾(tha ltd代表)、原研哉(日本デザインセンター代表)、深澤直人(NAOTO FUKASAWA DESIGN代表)の5名に加え、特別審査員として、舟橋正剛(シヤチハタ株式会社代表取締役社長)および、岩渕貞哉(美術手帖編集長)の2名を迎える。

なお受賞作品は、グランプリ1作品(賞金300万円)、準グランプリ2作品(賞金50万円)、審査員賞5作品(賞金20万円)、 特別審査員賞1作品(賞金20万円)の、計9作品となり、将来的には一般社団法人未来ものづくり振興会により商品化が検討される。 全ての受賞作は、シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティションの公式サイトで公開されるほか、都内で展示を予定している。参加資格は個人、グループおよび企業、団体。年齢、性別、職業、国籍不問。応募受付期間は5月31日まで。

https://www.sndc.design/