石川直樹の写真を通じて世界を旅する、「石川直樹:この星の光の地図を写す」が市原湖畔美術館で開催
世界をフィールドに活躍する写真家、石川直樹の個展「石川直樹:この星の光の地図を写す」が、10月21日から12月28日まで市原湖畔美術館で開催される。
石川は22歳で北極点から南極点までを人力で踏破、23歳で七大陸最高峰の登頂に成功した。その後も国内・世界各地を旅し、人類学・民俗学などの観点を取り入れつつ、独自のスタイルで写真を撮り続けている。同展では、初期から現在にいたる活動が総合的に紹介される。
会場の一部では、石川素樹建築設計事務所が構成を担当し、山や島状の造作が展示空間に登場。また、サウンド・アーティストの森永泰弘と共同で行われた、東南アジアのフィールドワークにおける新作写真や現地で採取した音が合わせて展示される。
11月23日には石川本人による、展示作品やこれまでの旅について語るトークイベントも開催される。