クリエイティブ集団「カトレヤトウキョウ」の3年ぶりの個展、「春本楼-HARUMOTORO-」が表参道ROCKETで開催
東京カルチャーとラグジュアリーの領域において活動する、気鋭のクリエイティブ集団「カトレヤトウキョウ」の3年ぶりとなる個展、「春本楼-HARUMOTORO-」が8月18日から8月23日まで表参道ROCKETで開催される。
「カトレヤトウキョウ」は、三越伊勢丹「彩り祭2016」のクリエイティブディレクション、岡本太朗記念館「舘鼻則孝 呪力の美学」での映像インスタレーション、RADIOFISHのブランディングやアートワーク、デザインなどを手がけ、ブランディングという根元から携わることで、アートやデザイン、映像の可能性を追求してきた。
同展はカトレヤトウキョウのアートディレクター・塩内浩二の曽祖父を題材とし、明治末期に存在した愛知県岡崎市の赤線地区の遊郭「春本楼」を曽祖父が営んでいたことをきっかけに、その歴史を「悲劇」から「喜劇」へと昇華した追体験的内容となっている。古くからタブー扱いであった祖先の個人史と、自身が生きる現代の東京の「光」とを相対化し、同展を通じて日本の性と死、苦悩を喜劇に変える力を表現する。
また同展の開催を記念して、2つのファッションブランド「JUVENILE HALL ROLLCALL」、「BODYSONG.」とコラボレーションしたTシャツと、カトレヤオリジナルTシャツが限定で販売される。