ライゾマティクス・アーキテクチャーによる大型展示も登場、「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH」が10月14日から開催

ライゾマティクス・アーキテクチャーによる大型展示も登場、「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH」が10月14日から開催

「デザインを五感で楽しむ」をマスターコンセプトとした、秋の大型デザインイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2016」が東京ミッドタウンで10月14日から11月6日まで開催される。2007年から毎年開催されてきた同イベントは今年で10回目の開催となる。

今年のテーマは「ひろがるデザイン」。目玉となるのは、ライゾマティクスが新たに発足する建築部門「Rhizomatiks Architecture」による初の大型インスタレーション「CURTAIN WALL THEATRE」だ。広大な芝生広場に、巨大な白い箱のようにカーテンが並べられたインスタレーションが登場する。脳波を読み取るヘッドセットを参加者1名が装着し、その人の「脳波」によってカーテンの開閉ができ、空間の広がりを変化させる体験型の野外劇場が展開される。カーテンは、脳波を活用した最新テクノロジーによってダイナミックに動き、鑑賞者やシアター内にいる人も空間の広がりの変化を体感できるというもの。

そのほかの注目プログラムは、世界に発信する「日本のデザイン力」をより多くの人に伝ええるためスタートした「Salone in Roppongi」。長年にわたってミラノサローネでも作品を発表し活躍する、建築家・長坂常が世界で最も難解と言われる素粒子物理学の世界をデザインの視点で伝える。

日用品ショッピングサイト「LOHACO」による「暮らしになじむLOHACO展2016」では、メーカー36社のデザイナーが参加し、家庭の生活シーンを考えたデザインの47商品がそろう。これらの商品で「くらしを絵描く」をテーマとし、素敵な暮らしをイメージできるインタラクティブな動画と空間のエキシビションを展開。塩川いづみ、竹田嘉文、長場雄、深川優、よしいちひろ、人気イラストレーター5名が参加する。

http://www.tokyo-midtown.com/jp/event/designtouch/