約2年にわたる大規模改修工事を経て、東京都写真美術館が「トップミュージアム」として9月3日にリニューアルオープン

約2年にわたる大規模改修工事を経て、東京都写真美術館が「トップミュージアム」として9月3日にリニューアルオープン

約2年にわたる大規模改修工事を経て、東京都写真美術館が「トップミュージアム」として9月3日にリニューアルオープンする。総合開館20周年のリニューアル・オープンにあわせて、新しいシンボルマークとロゴタイプを制作し、英語館名を「Tokyo Photographic Art Museum」に改訂。頭文字の一部から「トップミュージアム」の愛称に変更された。

リニューアルオープン/総合開館20周年記念として、「杉本博司ロスト・ヒューマン」展を9月3日から開催。杉本博司は1970年代からニューヨークを拠点とし、大型カメラを用いた精緻な写真表現で国際的に高い評価を得ているアーティスト。近年は歴史をテーマにした論考に基づく展覧会や、国内外の建築作品を手がけるなど、現代美術や建築、デザイン界にも多大な影響を与えている。

同展覧会では人類と文明の終焉という壮大なテーマを掲げ、世界初発表となる新シリーズ「廃墟劇場」に加え、本邦初公開「今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない」、新インスタレーション「仏の海」の3シリーズを2フロアに渡って展示する。

また、「世界が魅せられた ふたりの異才 草間彌生×山口小夜子~松本貴子監督ドキュメンタリー特集~」も9月4日から9月9日まで開催される。60年代に日本を飛び出しNYで名を馳せた前衛芸術家の草間彌生、70年代アジア人初のトップモデルとしてパリで大活躍した山口小夜子、奇しくも同じおかっぱ髪で世界を舞台に闘った二人の表現者の生き方に改めて注目してみては。

https://topmuseum.jp/