ハイレゾのいまを体感する「HIGH RESOLUTION FESTIVAL」が3月11日から開催、蓮沼執太氏による公開録音イベントも
アーティストやレコーディング・エンジニアから「スタジオで聴いていた音にもっとも近い」と評され、オーディオ機器/ファイルフォーマットの一大潮流となっている”ハイレゾ”。多角的にハイレゾの魅力を体感するイベント、「HIGH RESOLUTION FESTIVAL at SPIRAL」が表参道のスパイラルで3月11日から3月13日まで開催される。
会場ではハイレゾを初めて知る人から、すでに様々なハイレゾを体験しているリスナーまで、幅広く楽しめるコンテンツが多数。一部の有料イベントを除き、ほとんどのイベントや展示は無料。ハイレゾのリスニング機器を使ってハイレゾ音源が試聴出来る展示ブース、ハイレゾ音源の試聴会やアーティストを招いたトーク、イベントなどに無料で参加することが可能。
有料イベントで特に注目なのは、蓮沼執太による「蓮沼執太の公開録音 – Spiral Ambient」。石塚周太氏(g)、徳澤青弦氏(cello)、ゴンドウトモヒコ氏(euphonium)などが参加し、パフォーマーの島地保武氏、言葉と詩の山田亮太氏、空間と環境デザインの佐々木文美氏、さらには蓮沼氏自身による音響彫刻など、さまざまな形でスパイラルホールの空間にアプローチを行うことで立ち上がってくる音楽をDSDで録音していく。「六本木アンビエント」、「葉山アンビエント」、「丸の内アンビエント」に続く、新たな音響空間を作曲するシリーズの新作レコーディングだ。