埼玉県飯能市の宮沢湖を中心とした広大なエリアに、ムーミンの世界を体験できるテーマパーク「metsä (メッツァ) 」が2017年にオープンする。「ムーミン」の作者トーベ・ヤンソンの故郷フィンランドにある「ムーミンワールド」を除くと、ムーミンをテーマとした施設は日本が世界初進出となる。

ムーミンの作品や物語の楽しさに触れる「ムーミンゾーン」のほかに、対岸には宮沢湖の自然を体感できる「パブリックゾーンも」開発予定。自然豊かな飯能市の風物や特産品やを生かしたショップやアクティビティ、本格北欧料理を楽しむレストランの誘致を計画している。宮沢湖周辺は地元住民にジョギングや散策などで親しまれてきたことを踏まえて、誰もが無料で日常的に利用できる公園としての機能を維持。

パーク予定地は合わせて東京ドーム4個分、都心からのアクセスは1時間あまり。都市近郊で雄大な自然や北欧のような雰囲気が感じられる、新しい世界観を提示していく。

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