本展では、2017年3月に開催された「世界で最も美しい本コンクール」の入選図書とともに、7か国（日本、ドイツ、オランダ、スイス、カナダ、中国、チェコ）のコンクール入賞図書を加えた、およそ200点が展示される。会場では、本を実際に手に取って確かめ、世界最高峰のブックデザインと造本技術を楽しむことができる。

また、2017年は「日本におけるチェコ文化年2017」にあたり、「チェコの最も美しい本コンクール」受賞作に加え、21世紀チェコのブックデザインに焦点を当てた特別コーナーが設けられ、50点の図書も紹介される。（※小部数などの理由で入手不可能な本があるため、入賞作すべての展示ではありません。）

【関連イベント】
●講演およびトークショー
※要申込み

「チェコのブックデザイン近年の傾向とコミックの影響」
日時：2018年1月27日（土）　14:00～18:00
出演：パヴェル・コジーネク（チェコ共和国科学アカデミー・文学研究所 研究員）、ジャン・ガスパール・パーレニーチェク （チェコセンターパリ 元ディレクター）
※通訳付き

「第51回造本装幀コンクール受賞者『受賞作』を語る」
日時：2018年2月17日（土）　15:00～17:00
出演：井原靖章（グラフィックデザイナー）、大島依提亜（アートディレクター、グラフィックデザイナー）、赤田千恵（株式会社岩波書店製作部）