
光なくして、人はものをみることができない。それゆえ、人は照明という形で光をつくり出し、闇を照らすことで文明を発展させてきた。視覚を生み出す照明は、私たちの生活になくてはならないものであり、美術においても展示の構成要素や作品の素材のひとつとしてきわめて重要な存在である。
網膜が光の刺激を受けると、それが脳に伝わり視覚となる。視覚とは、網膜が光に触れることによって生じる触感であるとも言えるだろう。この触感としての光は、人の感性に直接的な影響を与え、個々人の心の内に豊かな広がりを持って立ち現れているはずである。
本展では、4名のアーティストの作品によって、人々と照明との関わりを見直し、美術における照明のあり方について検証する。その光は、どのような質感を持って私たちの心に触れるのだろうか。
【関連イベント】
●オープニングパーティー&トーク
日時:4月29日(土) 17:00~
トークゲスト:藤原工(株式会社灯工舎灯工頭、美術照明家、光文化研究家)
●クロージングトーク&パフォーマンス
日時:6月3日(土) 15:00~
パフォーマー:市川平、金刺わたる、久世孝臣、鈴木泰人、丸山勝之
ゲスト:中野仁詞(神奈川芸術文化財団学芸員)
開催期間 |
2017/04/29(土)~2017/06/04(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 12:00~19:00(金・土は20:00まで) |
休館日 | 火曜日 |
入場料 | 無料 |
参加アーティスト | 鈴木泰人、星田大輔、村上郁、渡辺望 |
会場 |
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会場電話番号 | 03-5812-4558 |
会場URL | http://www.akibatamabi21.com |
詳細URL | http://hikaruchikaku.com/ |