写真+列車=映画
「フィルム・ディスプレイ」© Shunzo SEO
2017/11/20 10:55
東京大田区のイベントスペース・カマタ_ソーコにおいて、蒲田のクリエイターのための制作環境を生み出すプロジェクト「@カマタ」主催によるインスタレーションと短編映像による展覧会が開催される。本展のタイトルは、写真家・港千尋の「映像論」に記された強烈な一語から取ったものだ。
列車がもたらした身体の拡張は、脚だけでなく視覚も変容した。ゆったりと座りながら風景だけが高速に横移動する車窓、リズミカルに繰り返される線路の音、カーブの遠心力……同時に、アーティストはメディア(媒体)そのものを問う視点をもっており、カメラの歯車機構やポジフィルムの形に類似性を見出した。そして、日本の実験映画作家は映画を分解写真と解釈し、まさに「動く写真」として、列車をモチーフにして描いた傑作が多く生まれている。ぜひこの機会に、現代美術と実験映画の連結車両をお楽しみいただきたい。
【関連イベント】
●アーティストトーク「作家+列車=映画」
日時:12月2日(土) 15:00~17:00
登壇:市川平、大洲大作、澤隆志(本展キュレーター)
料金:1,000円
※本展は第7回おおたオープンファクトリー連携企画です
開催期間 |
2017/11/16(木)~2017/12/03(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 14:00~20:00 |
休館日 | 月曜日・火曜日・水曜日 |
入場料 | 無料(トークイベントのみ有料) |
参加アーティスト | 市川平、大洲大作、瀬尾俊三 |
会場 |
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会場URL | http://www.atkamata.jp/ |
詳細URL | https://www.facebook.com/events/1935496510039322/ |