東京都写真美術館は、より多くの作品をより多様なテーマで来館者に鑑賞していただくために、毎年違ったテーマを立てて収蔵品で構成するコレクション展を開催している。リニューアル・オープン後、最初のコレクション展は、「東京」をテーマに開催する。

東京は、誰もがその言葉からさまざまなイメージを思い浮かべることのできる都市である。しかし、そのイメージは人それぞれに異なり、1つのイメージへ集約しきれない不思議さを持っている。また、東京はこれまでたくさんの写真家のインスピレーションの源にもなってきた。写真家たちは、この多層的な都市とそれぞれどのようなアプローチで対峙し、どのような視点で切り取り表現してきたのだろうか。

本展では、「東京を表現、記録した国内外の写真作品を収集する」という、当館の収集方針の1つのもとに集められた作品の中から、戦後から現代の作品を中心に紹介する。

【関連イベント】
●対話による鑑賞プログラム
日時：12月4日（日）、2017年1月15日（日）　各日10:30～12:00
対象：小学生
定員：各日20名
参加費：500円
※保護者の見学も可（ただし、展覧会チケット＜当日消印＞が必要）
※先着順、事前申込み制
※作品解説ではありません

●展覧会担当学芸員によるギャラリートーク
日時：2016年12月2日（金）、12月16日（金）、2017年1月6日（金）、2017年1月20日（金）　各日16:00～
2017年1月3日（火）　11:30～