ものたちの誰彼(たそがれ) 展

©️ATELIER MUJI ©️ATELIER MUJI

東京のATELIER MUJI GINZAにて、「ものたちの誰彼(たそがれ) 展」が2024年3月25日まで開催しています。

—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—

わたしたちはいま循環型社会への過渡期を生きています。永く使えるものをつくろう、不用なものは必要な人に譲ろう、壊れても捨てずに修理しよう、と。社会も地域も生活者も、この循環を目指しています。

しかし、ガラスはどうでしょう。およそ四千年前からくらしに寄り添ってきた日用品ですが、ひと欠けした途端に、廃棄か再生かの選択を迫られてしまう。たいせつに使っていたグラスは、すこしくらい欠けても危険だからといって、捨てられない。

本展では、割れても、歪んでも、それでも残されてきたガラスのオブジェたちと、それを撮りつづけた泊昭雄さんの写真を通して、身近なこわれやすいものとのつきあい方を見つめ直します。だれかの残したガラスには、くらしの記憶が宿ってみえます。

かつて、夕暮れ時のことを「誰彼(たそがれ)」と書きました。人も物も夕闇に溶けて、もうすぐ姿が見えなくなる寸前の世界。そんなものたちの晩年に目を凝らし、寄り添いたい。それは、無印良品が大事にしているものづくりの姿勢でもあります。

“ちょっと欠けたくらいがいい”という泊さんのように、身の回りに潜んでいる「誰彼(たそがれ)」に触れるきっかけとなれば幸いです。

開催期間 2024/02/02(金)~2024/03/25(月)
※イベント会期は終了しました
時間 11:00~21:00
休館日 店舗休館の場合は、それに準じる
入場料 無料
参加アーティスト 泊昭雄
会場
  • ATELIER MUJI GINZA
  • Gallery 2
  • 東京都中央区銀座3-3-5 無印良品 銀座 6F
会場URL https://atelier.muji.com/jp/
詳細URL https://atelier.muji.com/jp/exhibition/6383/