谷内こうた展 風のゆくえ

谷内こうたは、71年の人生の半分以上をヨーロッパ、主にフランスで暮らしました。今でこそ、海外に移住する日本人はめずらしくなくなりましたが、彼が初めてヨーロッパへ渡った1971年にはまだ特別なことで、当時の日本の週刊誌にグラビア記事が掲載されました。
幼いころから絵が好きで欧州への憧れを持ち、フランスで活躍した洋画家の青山義雄(1894~1996)との交流が身近にあった谷山は、やがてフランスに住み、描くようになります。一方で、彼は自分が日本人であるという意識を終生持ち続け、実際、彼は作品を日本へ送り、日本からの仕事によって生活していました。
妻・富代のことばによると、「フランスがアトリエで、日本が発表の場」であった谷内ですが、その絵本には、俳句のような省略の美とともに、彼が日々体験した欧州の乾燥した風やはっきりした光が感じられます。
本展では、谷内の絵本のための作品のみならず、初公開の初期ドイツ時代の油彩画を含めたタブローも展示します。
《本文は公式サイト紹介文より抜粋》
開催期間 |
2023/06/24(土)~2023/10/01(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 10:00~17:00(入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 月曜日(祝休日は開館、翌平日休館) |
入場料 | 大人1,000円/高校生以下無料 |
参加アーティスト | 谷内こうた |
会場 |
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会場電話番号 | 03-3995-0612 |
会場URL | https://chihiro.jp/ |
詳細URL | https://chihiro.jp/tokyo/exhibitions/71065/ |