東京都渋谷公園通りギャラリーにて、『共棲の間合い　-「確かさ」と共に生きるには-』が2024年5月12日まで開催しています。

—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—

本展では、住む、暮らす、生活する、共に行うことを起点に表現する作家たちの作品や活動を紹介します。

身近な家族との関係に迫るパフォーマンス、ある食料品に対する愛着、近隣地域のゴミ拾い、日常の出来事から生まれた詩、現代の住居や生活様式を問い直す試みなど、表現のあり方は作家それぞれにユニークです。

それらの表現は、生活と芸術の境界を揺るがし、問いかけるものでもあります。それぞれの独自性と出会うとき、驚きや困惑を覚え、異様に感じ、または笑いや安らぎを感じるかもしれません。しかし、かれらの作品にはそれぞれにとって最も親密で、確かなものが共棲しています。かれらは言葉にしにくい個と個の間柄、大きなものに文脈化することのできない日常の間合いを大切にしているのです。

本展ではそのなかに分け入り、かれらの「確かさ」に触れることで、鑑賞者それぞれにとっての「確かさ」とはなにかを反芻（はんすう）する機会となればと思います。それぞれの共棲の間合いへと足を踏み入れてみてください。

【関連イベント】
●スウィングメンバーによる似顔絵ワークショップ
日時：4月6日（土）　14:00～16:00
会場：東京都渋谷公園通りギャラリー
入場料：無料
※事前申込不要

●トークイベント「折元立身の生きるアートとは？」（手話通訳付き）
インディペンデント・キュレーターの深川雅文氏と本展担当学芸員による対談
日時：5月12日（日）　14:00～15:30
会場：東京都渋谷公園通りギャラリー
入場料：無料
参加：20名
※要事前申込、先着順