東京のart cruise gallery by Baycrew’sにて、「シシヤマザキ｜ひかりだすわ」が2025年8月11日まで開催しています。

—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—

本展『ひかりだすわ』は、アーティスト・シシヤマザキの身体性と哲学を通して生み出された、多様なメディウムによる作品群で構成されています。それぞれの作品は、彼女の感覚と思索から立ち上がる光のような存在として、展示空間に呼応しあいながらひとつの風景を形づくっています。

手捻りによる陶芸は、有機的な質感と形から、生命の気配を感じさせます。絵画やアニメーションには、柔らかく、どこか不確かで、淡くゆらぐような色彩が漂っています。
そうした表現と向き合うとき、私たちの内側で静かにエネルギーが目覚め、光のようにふわりと立ち上がり、自らの輪郭がゆっくりと浮かび上がってくるような感覚が生まれるのを感じられることでしょう。その光は、どんなかたちをしていますか？ どんなぬくもりを持ち、どんな手触りをしていますか。

当ギャラリーは、人から生み出される普遍的な“美しさ”を伝えることを使命としています。
ここで言う“美しさ”とは、均整のとれた形や色彩といった視覚的な美ではなく、アートが日々の生活のなかで果たしうる本質的な役割を指します。本展で生まれた印象や感覚が、静かにあなたの日常に波紋のように広がり、やがてあなた自身の光となって、まわりと響き合いながら、大きな光へと育っていくことを願っています。