資生堂ギャラリーは、1919年のオープン以来「新しい美の発見と創造」という考えのもと、100年近くにわたり活動を継続してきた。「shiseido art egg（シセイドウアートエッグ）」は、2006年にスタートした新進アーティストの活動を応援する公募展だ。入選者は資生堂ギャラリーで開催される通常の企画展と同様、担当キュレーター、専門スタッフと話し合いを重ね、共に展覧会をつくり上げる。

第11回目となる2017年は、全国各地より279件の応募があり、全体の約8割を20～30代の方が占めた。今回も資生堂ギャラリーの空間を活かした独創的なプランが多く提案され、選考の結果、独自の視点から世界を捉える感性豊かな3名、吉田志穂、沖潤子、菅亮平が入選となった。本展は、入選者である次代を担う3名の新進アーティストたちの個展となる。

【会期詳細】
吉田志穂展：2017年6月02日（金）～6月25日（日）
沖潤子展：2017年6月30日（金）～7月23日（日）
菅亮平展：2017年7月28日（金）～8月20日（日）

【関連イベント】
●作家によるギャラリートーク
時間：14:00～14:30
会場：資生堂ギャラリー
※予約不要、参加費無料

2017年6月03日（土）　吉田志穂
2017年7月01日（土）　沖潤子
2017年7月29日（土）　菅亮平