総合開館30周年記念 遠い窓へ 日本の新進作家 vol. 22

スクリプカリウ落合安奈《ひ か り の う つ わ》2025年 作家蔵 ©Ana Scripcariu-Ochiai スクリプカリウ落合安奈《ひ か り の う つ わ》2025年 作家蔵 ©Ana Scripcariu-Ochiai

東京都写真美術館にて、「総合開館30周年記念 遠い窓へ 日本の新進作家 vol. 22」が2026年1月7日まで開催しています。

—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—

東京都写真美術館では、写真・映像の可能性に挑戦する創造的精神を支援し、将来性のある作家を発掘するとともに、新たな創造活動を紹介することを目的として、2002年より継続的に「日本の新進作家」展を開催しています。

第22回となる本展では、人と時代の流れ、場所、風習といった物事との結びつきから生まれる小さな物語に焦点をあてた5名の新進作家の作品を紹介します。今日、多様性の尊重やインクルーシブな社会が求められています。異なる価値観を持つ人々とのコミュニケーションや共に生きることの想像力が重要になっています。

街を歩くなかで、ふと窓に目が留まり、そこに暮らす誰かの気配を感じ、そこに紡がれているであろう生活を想像した経験もあるでしょう。窓は、今ここにいる私たちを、まるで遠く離れた世界へと導いてくれる装置のようです。窓から垣間見える暮らしを想像するように、作品もまた、私たちの知らない風景や物語へと思いをめぐらせるきっかけを与えてくれます。

5名の作家が表現する写真・映像作品との出会いが、遠い窓へ思いをはせるような距離感で、誰かや何かに寄り添う手がかりとなれば幸いです。

【関連イベント】
●出品作家とゲストによるトーク
寺田健人(出品作家)×呉夏枝(出品作家)×鷲田めるろ(金沢21世紀美術館館長、東京藝術大学准教授)
日時:12月27日(土) 14:00~15:30
会場:東京都写真美術館 1Fホール
定員:190名(整理番号順入場/自由席)
参加費:無料

●出品作家 甫木元空による上映
会場:東京都写真美術館 1Fホール
定員:190名(整理番号順入場/自由席)
参加費:無料

《BAUS》
日時:11月22日(土) 10:30~

《はだかのゆめ》
日時:11月22日(土) 13:30~

《BAUS》
日時:11月22日(土) 15:00~

《1991》
日時:12月13日(土) 14:00~
※作家による生演奏付き上映

●担当学芸員によるギャラリートーク(手話通訳付き)
日時:11月21日(金)、12月19日(金) 各日14:00~
※当日有効の本展チケット、展覧会無料対象者の方(要証明)

●筆談鑑賞会「遠い窓へ 日本の新進作家vol. 22」手話通訳付きインクルーシブワークショップ
日時:11月8日(土) 14:00~16:30
ナビゲータ:小笠原 新也(耳の聞こえない鑑賞案内人)
対象:小学4年生以上、どなたでも
定員:10名
参加費:無料(別途、当日有効の「遠い窓へ 日本の新進作家vol. 22」展のチケットが必要)
※中学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者2名まで無料
※事前申込制、応募多数の場合は抽選

開催期間 2025/09/30(火)~2026/01/07(水)
時間 10:00~18:00(木・金は20:00まで〈2026/1/2は18:00まで〉/入館は閉館30分前まで)
休館日 月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始(12/29~2026/1/1)
入場料 一般700円/学生560円/高校生・65歳以上350円
参加アーティスト 寺田健人、スクリプカリウ落合安奈、甫木元空、岡ともみ、呉夏枝
会場
  • 東京都写真美術館
  • 3F 展示室
  • 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
会場電話番号 03-3280-0099
会場URL https://topmuseum.jp/
詳細URL https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-5087.html