東京のAFRODE CLINICにて、積彩個展「気色 – KESHIKI -」が2023年10月30日まで開催しています。

—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—

積彩は、3Dプリンティングなどのデジタル造形手法の開発によって新たな色彩表現を探求し続けてきました。「Coloring as a code（デジタルコードによって着彩する）」という、デジタルデータを高度に扱い、立体着彩を施す技術を提唱し、3Dプリンティングでしか成し得ないような造形／色彩表現を探求する中で、繊細なプリーツを立体表面に配することにより「見る角度によって色が変化する」という視覚効果を創出させることに成功しました。これによりオーディエンスに対し、「実物を見ているにも関わらず、まるでCGを見ているかのような」新しい視覚体験を提供することが可能になりました。

積彩が目指すのは、3Dプリンタという最先端のテクノロジーを用いることで、新しい「モノ」を作るだけではなく、その裏にある新しい「モノづくり」の在り方を思索し、この時代にふさわしい新たな「モノがたり」を紡いでいくことです。

本展では、積彩の代表的技法であるPleat表現に加え、新たに開発した2種類の3Dプリント技法による新作を初公開いたします。デジタルデータとマテリアルが織り混ざり、形状と色彩が融け合い、その先に結実する幽玄な視覚現象をぜひご覧ください。