個展開催の権利をかけた公募展、「第19回写真『1_WALL』展」が、ガーディアン・ガーデンで開催される。

本展は、ポートフォリオ審査による1次審査と、1対1で審査員と対話をする2次審査を通過したファイナリスト6名が、1人1壁面を使って作品を発表するグループ展だ。会期中には、一般見学者にも公開される最終審査会が開催される。ファイナリストによるプレゼンテーションの後、審査員による議論を経て、グランプリが決定する。グランプリ受賞者には、1年後の個展開催の権利、個展制作費20万円が贈られる。

日々変化する海に日常の次々と起こる出来事を重ね合わせ撮影し続けた植田真紗美。新聞を素材にして、毎日1点、自室内で作品を完成させるH/N。見過ごしてしまうような風景を撮影する幸本紗奈。石油の枯渇と共に廃れていった故郷を大判カメラで撮影した田凱。1つの窓を境に、内と外の日々の光景を撮影する原麻里子。性別の曖昧さをポートレートで表現する円井テトラ。今回は、以上6名による作品が展示される。

【関連イベント】
●公開最終審査会
日時：10月12日（金）　18:00～21:00
※要予約

●レセプション
日時：10月12日（金）　21:00～21:30